研究者紹介

北海道教育大学　国際地域学科　地域教育専攻　講師　渡邉　信隆

　私は，令和6年度から北海道教育大学に着任しました。それまでは，小学校の教員を１９年間しておりました。教師を続ける中で，教師の「子どもをみる目」について興味をもち，現職を続けながら博士課程にて「教師の子ども認知」について研究するに至りました。

　また，現職のまま教職大学院で学術的な視点から教育実践を捉え直すことにより，「理論に裏打ちされた実践」また「実践で活かせる理論」の重要性を認識しました。現在は，教育実践家としての経験を活かし，「教育理論と教育実践の架け橋」を目指して研究を続けています。専門は，学級経営，教師教育，教師の職能成長です。

研究キーワード

教師教育、教育方法、教員養成、学習指導、学校・学級・教師

著書・学術論文

2024　論文　児童の他者に対する「賞賛」と「感謝」の生起場面についての考察　上越教育大　　　学教職大学院研究紀要 11,11-20頁（共著）
2023　論文　教師の子ども認知の変容に関する研究（単著）
2022　論文　教師の職能成長と子ども認知に関する研究の現状と課題　上越教育大学研究紀要 41(2),275-284頁（共著）
2022 論文　教師の成長と子ども認知との関連 : 教師の認知的複雑性の視点から学校教育研究　日本学校教育学会機関誌編集委員会編 (37),126-138頁（単著）
2021 論文　小学校学級担任の児童認知の変容－「教師用RCRT」と児童の「ストレングス（強み）アプローチ」を介して－上越教育大学研究紀要 40(2),439-448頁（共著）
2021　論文　「教師用RCRT」と生徒の「ストレングス（強み）アプローチ」による学級担任の生徒認知の変容教育実践学論集 22,27-37頁（単著）
2020 論文　国語科との違いを意識した「特別の教科　道徳」の指導法についての一考察 : 児童の教科に対する認識に着目して上越教育大学教職大学院研究紀要 7,44-57頁（共著）