2024年6月– date –
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理論と実践の架け橋
教師の子どもに対する印象形成
教師が子どもを理解する最初の一歩は,それぞれの子どもから受ける初めの印象からではないでしょうか。特定の他者について,様々な情報をもとに,その人の性格を判断したり行動を予測したりすることを対人認知といいます。そして,特定の他者に関してそ... -
理論と実践の架け橋
黄金の三日間
みなさんは,「黄金の三日間」という言葉をご存じですか?聞いたことがないという人がいるかもしれませんが,私は教師になって間もないころから聞いたことがありました。ただし,その意味を深く考えるようになったのは,随分後からなのですが・・この言... -
理論と実践の架け橋
前回の続き
3)学級経営の指導の柱を立てる まずは,学級担任として1年間の戦略,つまり,学級経営方針を立てます。ここでいう,学級経営方針とは,管理職に提出するようなものを意味して意図しているのではなく,もっと具体的な自らの学級経営の指導の柱となるもの... -
理論と実践の架け橋
学校教育目標と各教師の教育理念の間で・・
今回は,教育理念について,もう少し掘り下げていきたいと思います。各学校としての教育目標や教育理念ですが,学校には当然,教育活動を行う複数の教師がいますよね。この教師一人一人は,全く同じ教育理念をもとに教育活動を行っているのでしょうか?... -
理論と実践の架け橋
あなたは,どのような教師になりたいですか?
まずは,この問いを考えてみましょう。子どもの個性を伸ばす教師,子どもの学力を高める教師,将来の日本を支える人を育てる教師など人それぞれ様々な教師像をもっていると思います。または,具体的には答えられないという人もいるかもしれません。 で... -
理論と実践の架け橋
4月の学級開きに向けての準備
何度担任しても,来年度担任する学年が決まった後,この学級開きの前までは気が引き締まります。初任者の先生はなお更だと思います。中村氏はこの学級開きに1年のエネルギーの8割を注ぐとも仰っています(中村,2020)。そして,私も同じように思います...
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